

ANNA GERMAN
~ポーランド・ソ連 伝説の歌姫~

アンナ・ゲルマンって、誰?
~ポーランド・ソ連 伝説の歌姫~
日本ではあまり知られていませんが、アーニャは「伝説の歌姫」です。1960-70年代にかけてポーランドやソ連で活躍し、絶大な人気を誇りました。8か国語近くの曲を残しています。
アーニャの特徴は、なんといっても美しいコロラトゥーラ・ソプラノの歌声。その天賦の声質の素晴らしさのあまり、ソ連の聴衆からは「ポーランドの歌う天使」と称されていました。
アーニャの声を聴いた観客や演奏者からは自然と涙があふれてきたといいます。実際、ドイツでは「彼女の歌声は心療内科の治療に効果がある」と研究報告が出たほどなんです。



~幾多の苦難を乗り越えて~
1936年、旧ソ連(現ウズベキスタン)のウルゲンチ出身。迫害や戦争から逃れて国内各地を転々とし、第二次世界大戦後にポーランドに移住しました。
大学では地質学を専攻していたようですが、友人の勧めで歌手デビューをします。瞬く間にオポーレやソポトの音楽祭で脚光を浴び、ポーランド・ソ連で活躍。また、「鉄のカーテン」を飛び越えて、フランスやイタリア、オーストラリアやアメリカなどでも公演しました。
イタリアでは重大な交通事故に遭い、医師に「再び歌うことはできない」と宣告を受けます。しかし、リハビリを続けた結果、アーニャは奇跡的にもポーランド・ソ連の舞台に返り咲き、数多くの名曲をのこしていくことになるのです。

~曲紹介~
1. 永遠の名曲
「希望」
希望は私の地上の羅針盤、
そして幸運は勇気への報酬。
そして歌は一つで十分、
故郷を歌う限り。
アーニャが交通事故から回復し、奇跡的に舞台復帰したときに歌った曲です。今なおロシアなどで親しまれています。
ひとの世は優しくも苦くもある。先行きすらわからない運命の気まぐれの中でさえ、なぜひとは心に「希望」の灯火を灯すのか、前へと進むことができるのかーー考えさせられる名曲です。
2. 代表曲
「庭に花の咲くころ」
アーニャの最大のヒット曲であり、代表曲ともいえる曲、「庭に花の咲くころ」です。
待ちに待った恋人が他の人と出会ってしまい、わたしはひとりぼっち。でも春の庭一面には花が咲き乱れている。そんなやるせなさを描いた曲です。
これは愛の賛歌、人生でたった一度きりの春の歌。
アーニャが表現する愛、喜び、悲しみの世界を、ぜひお聞きください。
3. 祈りよ天に届け
「輝け、輝け、わたしの星」
燃えよ、燃えよ、わが星よ
愛の優しき星よ
君こそ唯一無二の、かけがえのない星
ほかの星など、決してありはしない
たとえ僕が死んでも――
君よ、わが墓の上で
燃えよ、輝け、わが星よ!
19世紀に書かれた、ロマンス(ロシアの芸術歌謡)というジャンルの曲です。アーニャのカバーには、亡き父親への想いが込められているといいます。
4. ポーランド語のヒット曲
「踊るエウリディーチェ」
アーニャの国際デビューのきっかけになった曲がこちらです。
夜のカフェに煌々と明かりの灯る様子、声や人影の賑やかさ。まるでギリシャ神話のニンフ、エウリディーチェが踊っているように見えるのです。
1964年、アーニャはこの曲で「ポーランド全国歌謡祭」で2位の他、「ソポト音楽祭」のポーランド予選で1位、国際大会で3位を獲得しました。
この曲をきっかけに、彼女のドイツ、イギリス、アメリカ、フランス、そしてソ連でのコンサートの道が開けていきます。
Links
【文献・資料等】
・Wikipedia(日本語版)
https://ja.wikipedia.org/wiki/アンナ・ゲルマン
・アーニャの自伝
・アンナ・ゲルマン 伝記映画
【ファンクラブ・ファンサイト等】
・アンナ・ゲルマン ポーランド語・英語版ファンサイト
・ポーランドのファンクラブ(@FaceBook)
https://www.facebook.com/polski.klub.milosnikow/
・ロシアのファンクラブ(@VKontakte)
【連絡先】
ご連絡に関しては、お手数ですが管理人のX(@masha_ppva3)までよろしくお願いいたします。
・https://x.com/masha_ppva3
(DM解放しております)
【謝辞】
最後になりますが、歌手であり女優であり、素晴らしい人物であったアンナ・ゲルマン先生、並びに本サイト「アンナ・ゲルマン 日本語版ファンサイト」制作にご協力くださったすべての方々に感謝の念を申し上げます。